能登半島地震の被災地…土砂災害に注意・警戒を 22日夕方にかけて約50ミリの雨予想
初夏の陽気から一転、石川県内は冬の寒さに逆戻りとなりました。前線の影響で断続的に雨が降っていて、被災地では大雨警報が発表される可能性があります。能登では21日夜から、22日にかけて土砂災害に注意・警戒が必要です。 【写真】雨の予想(22日午前0時まで) 大規模な地滑りがあった輪島市市ノ瀬町です。56歳の男性が巻き込まれたとみられ、今も安否がわかっていませんが、20日は雨のためか、捜索が中断されました。 県内は22日にかけて前線の影響で断続的に雨が降る見込みです。21日午後6時までの24時間に降る雨の量は、加賀・能登ともに多い所で20ミリの予想で、その後、22日の夕方にかけて、さらに約50ミリの雨が降る見込みとなっています。 能登地方では、地震やこれまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険が高まります。21日夜のはじめ頃から22日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。また標高の高い地域では、21日の夜から雪が降る可能性があります。日中の最高気温も金沢・輪島ともに7度と冬の寒さに戻る予想となることから急激な気温の変化による体調管理にもご注意ください。
北陸放送