新潟・南魚沼市長選、現職と元市議の新人が一騎打ち 前回選挙と同じ構図
任期満了に伴う南魚沼市長選が17日告示され、いずれも無所属で、3期目を目指す現職の林茂男氏(57)と、元市議で新人の黒岩揺光氏(43)の2人が立候補を届け出た。2人は令和2年の前回選挙でも一騎打ちを演じている。投開票日は24日。 林氏は、南魚沼産コシヒカリのブランド化推進など2期8年の実績をアピール。ブランド米を返礼品にしたふるさと納税の寄付金額は令和5年度、県内30市町村で1位になった。 地元の観光協会長をへて平成21年から市議を2期務めた。28年の市長選で初当選。現在2期目。 黒岩氏は、市民の生活費の負担軽減のため、市の基金を活用して水道料金値下げなどを実施すると訴える。子育て支援にも力を入れ、屋内遊戯施設の増設や給食費無償化も掲げる。 毎日新聞記者、国連難民高等弁務官事務所職員をへて、令和3年の市議選で初当選した。 選挙人名簿登録者数は16日現在、4万4159人。