「かつてない決定力」偉大なレベルのミランの10番が戻ってきた!伊解説陣が見たレオンの変化…ローマのユリッチ解任&ディバラ問題にも注目! | セリエA
ローマのユリッチ解任とディバラ問題
一方、ホームでボローニャに2-3と敗れたローマは、試合終了後、指揮官のイヴァン・ユリッチの解任を発表。クロアチア人指揮官は、『ダゾーン』のインタビューの場にも現れなかった。 『ダゾーン・イタリア』の番組「Dazn Serie A Show」では、ローマの後任監督を巡って議論。第4節終了後に解任されたダニエレ・デ・ロッシや元ローマ指揮官クラウディオ・ラニエリ氏、サウジアラビア代表監督の座を解任されたばかりのロベルト・マンチーニやマッシミリアーノ・アッレグリ氏らに言及した。まずマルコリン氏が語った。 「ラニエリならチームの環境を理解している。選手を適材適所で起用できるだろう。最初の数試合を乗り切った後、自身の望むチームへと形作っていくはずだ。マンチーニはまだ、サウジアラビアとの契約の問題を解決しなければならない」 「加えて候補となっている指揮官本人の意向も理解する必要がある。彼やアッレグリは異なるプロジェクトを持っているのではないだろうか。それに第12節終了時点で3人目の指揮官なんて、とんでもない話だよ。ワールドクラスのプロフィールなら、ローマ経営陣と関係を築くことができるかもしれないが、その前提として、経営陣がピッチに顔を出す必要がある」 ミランOBのマッシモ・アンブロジーニ氏は、デ・ロッシの復帰が自然な選択であると主張。「ダニエレの復帰が論理的だ。彼が作ったチームであり、まだ契約下にある。選手たちのこともよく知っていて、引き裂かれるような形で別れることになった背景もあったね」と指摘した。 続けてマルコリン氏も「最もシンプルな選択でもある」と主張。「最もシンプルで論理的なのがデ・ロッシの復帰だ。彼が作ったチームであり、彼がグループを束ねていたので、効果もすぐに表れる可能性がある」と説明した。 ユヴェントスOBのチーロ・フェラーラ氏は、アッレグリの可能性について問われると「いまはダニエレを復帰させる必要がある」として、他の解説者の意見に同調。さらにボローニャ戦を欠場したパウロ・ディバラについても触れた。 「ディバラの状況についても理解しなければならない。契約の自動更新に関わる出場数の問題とされるが、こうしたことは、次期監督の話以前に、経営陣が明確にしなければならない」と苦言を呈した。
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