なにもかもがスペシャル! ドゥカティファンに用意された特別な体験『DRE』とは?
MotoGPも開催される海外サーキットで体験!
『DRE(Ducati Riding Experience)』は、世界各地で行なわれているドゥカティが主催するライディングアカデミーです。もちろん日本でも開催されています。カテゴリーはサーキットで行なわれる「レーストラック」の他に「ロード」や「アドベンチャー」も用意され、インストラクターが少人数をレクチャーする内容が特徴です。 【画像】『DRE』って何がスペシャルなの? 現地画像で見る(16枚)
今回、僕(筆者:小川勤)が参加したDREは、6月7~9日の3日間に渡って、インドネシアのロンボク島にあるマンダリカ国際サーキット(以下、マンダリカ)で開催された「レーストラック」です。 1日の定員は80名で、3日で計240名のドゥカティファンがアジア各国から集まりました。日本からは10名が参加し、他にも中国、韓国、台湾、インドネシア、オーストラリアなど。中には3日間通しで参加するという強者の姿も……。 クラスは「イントロ(参加費:2000ドル)」、「ウォームアップ(参加費:2200ドル)」、「エヴォ(参加費:2400ドル)」、「マスター(参加費:2600ドル)」、「ワン トゥ ワン(参加費:7000ドル)」の5つが用意され、参加費には2日間のホテル宿泊費、ホテルでの朝食と夕食、サーキットへの送迎、「パニガーレV4S」の特別トレーニングセッション、サーキットでのランチ、360度レストランでのサンダウナー(夕暮れ時の一杯)、空港への送迎が含まれています。僕は「マスター」クラスに参加しました。 日本からのエントリーは、ディーラーが参加者のスキルを確認して行なわれます。日本人参加者のインストラクターとして帯同するのは、元世界GP250ccクラスチャンピオンの原田哲也さんです。 原田さんは2021年に日本で初めてDREレーストラックが行なわれた際のインストラクターであり、DREテクニカルディレクターでありチーフインストラクターのダリオ・マルケッティさんとは、同じモナコに在住する旧知の仲です。