我孫子市を舞台に市内の大学生が映画制作へ 市長に意気込み伝える
我孫子市内の2大学(中央学院大学、川村学園女子大学)の学生など、学校の枠を越えた4大学1高校の計41人で構成する団体「Unitry」が、市内を舞台にした映画を制作する。(あびこの魅力チャンネル) 学生らは、市への撮影協力要請のため、代表の橋本匠さん(東京大学4年)ら6名が星野我孫子市長を訪問した。 映画「それでも、夢を」は、市内を舞台に、小説家になる夢を持ちながら、進路に悩む高校生と地元大学生の交流と成長を描いた作品。資金集めにクラウドファンディングを活用することや、脚本・演出・撮影・出演など、すべて学生自身で行い、10月のイベントでの公開を目指す。
ロケのまち、我孫子をアピールするため、手賀沼公園、志賀直哉邸跡や川村学園女子大学、中央学院大学など、市内各所で撮影が行われる。 代表の橋本さんは、「学生生活を通して、高校生らと触れ合う機会も多い。自身の経験を、作品作りに反映させたい。また、公園などのロケ地への活用を通して、地元の魅力発信に繋げていきたい」と意気込みを伝えた。 これに対して、星野市長は、「我孫子を舞台にしてもらえて非常に嬉しい。市のPRにも繋がれば、有難い。夢と現実の間で揺れ動く様を、どのように描くのか今から楽しみだ」と映画への期待を寄せた。