３年半ぶりにダンスを披露した相葉（前列右）とイベントに出演したえなりかずき（同左）、Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎ（後列）＝東京・豊洲

嵐の相葉雅紀（４１）が１９日、東京・豊洲ＰＩＴで行われた「相葉◎×部ｐｒｅｓｅｎｔｓ　覆面振付バトル部ＦＥＳ」に出演。２０２０年末のグループ活動休止後、初めてダンスを披露した。後輩グループ、Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎの代表曲「夢のＨｏｌｌｙｗｏｏｄ」に合わせて華麗にターン。３年半ぶりの雄姿でファンを喜ばせ、嵐の活動再開に向けて「いつでも行けます！」と宣言した。 【写真】「相葉◎×部ｐｒｅｓｅｎｔｓ　覆面振付バトル部ＦＥＳ」に出演した相葉雅紀 踊る相葉ちゃんが帰ってきた！　軽快なステップや華麗なターンを何度も披露。汗だくになりつつ充実感をにじませた。 「嵐が活動休止前にやったライブは（コロナ禍で）無観客だったから、ずっと、お客さんの前に立ちたかった。３年半停止していた振り付けを覚える脳を呼び覚まし、特別なステージになった」 この日のフェスは、フジテレビ系冠バラエティー「相葉◎×部」のダンススキルを競う人気企画「覆面振付バトル部」が初開催したリアルイベント。対決を終えたＴｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎと女性ダンスグループ、アバンギャルディが「夢のＨｏｌｌｙｗｏｏｄ」でコラボするステージに相葉がサプライズで参加すると、場内に悲鳴のような歓声がこだました。 〝部活〟らしく学ランを羽織り、ボタンを全開にしたチョイ悪スタイルの国民的アイドルは、トラジャをバックダンサーに従えて「ＴＪポーズ」でドヤ顔。相葉がダンスを披露するのは、２０年大みそかに生配信された嵐の活動休止前ラストライブ以来３年半ぶり。本番に向けて１カ月間の猛練習を積み、グループ活動当時と変わらないパフォーマンスで沸かせた。 嵐は３月に「これまで以上に主体的に行動したい」と株式会社嵐を設立。終演後、報道陣の取材に応じた相葉は「（嵐は）解散していない。活動休止の状態だから、どうなるか分からないけど、お客さんに喜んでもらえる方向に持っていきたい」と力を込めた。 キレッキレのダンスに加え、アンコールではフジ系「ＶＳ魂」（２３年９月放送終了）時代のテーマソング「Ｎｅｗ　Ａｇａｉｎ！　Ａｇａｉｎ　ａｎｄ　Ａｇａｉｎ！」を届け、２１年大みそかのカウントダウンコンサート（東京ドーム）以来２年半ぶりに歌唱も披露。 報道陣から「嵐の活動再開は、いつでも大丈夫？」と聞かれると、「いつでも行けます」とキッパリ。ファン待望の瞬間は確実に近づいている。（渡邉尚伸）