マカオ司法警察局の防犯パトロールで違法売春従事の中国本土旅客8人発見
マカオ司法警察局は3月22日、同月19日と21日にカジノIR(統合型リゾート)が集積するコタイ地区において多くの刑事捜査員らを動員しての防犯パトロールを実施したと発表。 同局によれば、2日間にわたるパトロール期間中、違法な売春に従事していた中国本土からの旅客8人(すべて女性)を発見し、身柄を拘束。それぞれ客から毎回800~2000香港ドル(日本円換算:約1万5500~3万8700円)を受け取っていたことがわかったとのこと。
同局が上述の8人に対する身元確認及び調査を行った結果、全員がマカオで他の刑事犯罪に関わっていないことが確認されたが、入境目的である旅客の立場にふさわしくない活動への従事は明瞭とし、法律に基づき治安警察局の入管部門に身柄を引き渡し済みとした。 昨年以来、アフターコロナでマカオのインバウンド旅客数が急回復し、社会・経済の正常化が進む中、マカオ警察当局で各所でのパトロールや各種犯罪をターゲットとした取り締まりを積極的に展開している。