ソフトバンクと生成AI系スタートアップ企業Perplexityとの戦略的提携発表会に登壇したヒコロヒーとカズレーザー（撮影・村上幸将）

　カズレーザー（39）とヒコロヒー（34）が17日、都内で行われた、ソフトバンクと生成AI系スタートアップ企業Perplexity（パープレキシティ）との戦略的提携発表会に登壇した。 　新時代のAI検索エンジン「Perplexity」の有料版「－Pro（－プロ＝パープレ）」は質問を入力すると、インターネット上の最新情報を基にした精度の高い回答が文章で提示されるほか、情報源が併せて表示されるため、信頼性の高い回答を得ることができる。 　AIについて、カズレーザーは「結構、使っている方だと思います。AI同士の会話を、ずっと聞いていて高度な会話に、はぶられている気がする」と使用している方だと現状を説明。一方、ヒコロヒーは「私は使ったことはない。全く、何か分からない」と、AIは、ほぼ使っていないと語った。 　実演の際、カズレーザーが「結構、一緒になっている。互いのことを知りたい」と言うと、ヒコロヒーは「カズレーザーって人気者なの？」と検索をかけた。早速「幅広い知識と博識、鋭い回答で人気」と検索結果が出ると「すごい、ちゃんと書いてある」と驚いた。カズレーザーは「おおむね合っているで、いいでしょう」と言いつつ、うれしかったのか笑みを浮かべた。さらに、ヒコロヒーが「じゃあ、カズレーザーの長所は？」と調べた。カズレーザーが「金払いがいい、ということで」とツッコむと、検索結果に「かしこい、おもしろい、イケメン、スタイルが良い」と出た。カズレーザーは「パワプレが言っているので、確度の高い情報なんですよね。自分のことを調べて盛り上がるなんて、大したもの」と喜んだ。ヒコロヒーは「嫌らしいわぁ」と苦笑した。 　今度は、カズレーザーが「ヒコロさんの芸風を、改めて…近くにいると、分からない。ヒコロヒーの芸風は？」と検索をかけた。ヒコロヒーが「先輩に芸人には言われますけど」と口にすると「1人コントとが中心、衣装や小道具に頼らない、毒気がある」などと検索結果が出た。ヒコロヒーは「やめて…こういう感じで言われるのは。いろいろな要素を要約してくれるので分かりやすい」と照れ笑いを浮かべた。 　カズレーザーが、ヒコロヒーが物憂げな表情で写った、モノトーンの写真が表示されたのを見て「これで1番、絶賛される芸人ランキング、やりたい。こんなアンニュイな写真もある」などとツッコんだ。ヒコロヒーは「やめてください。恥ずかしい」と照れつつ「面白い。ポンポン返ってくるのが衝撃的。マジで質問したいし、どう返ってくるのか楽しみ」とパープレへの好印象を口にした。カズレーザーも「直観的に捜査できるので使いやすい。分かりやすいもの」と口にした。 　「パープレ」は、通常価格月額2950円、年額2万9500円で、1年間無料トライアルの申し込み受け付けを19日に開始する。1年間、無料で利用できるのは、日本の携帯電話事業者ではソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの利用客のみとなっている。