【FP1順位:F1ベルギーGP】母国GPフェルスタッペンが最速!好調ピアストリ、アルボンが猛追、角田裕毅は後方確定
F1前半戦最後となる第14戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)が初日を迎え、フリー走行1回目が行われた。 ●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だった。 ■フェルスタッペンは母国で好発進 ベルギー人の母親を持ち、ベルギー生まれのフェルスタッペンは二重国籍のため、オランダと同じく母国GPを迎えているが、FP1から幸先の良い結果となった。過去3年間で3勝しており、自信のあるサーキットだ。しかし、パワーユニットのICE交換(5基目)により10グリッド降格が決まっており、マクラーレンに有利な展開になるかもしれない。 そのマクラーレンは、F1ウィナーとして臨んでいるピアストリが2番手に入り、勢いを維持している。 3番手にはアルボンが飛び込んできた。昨年までは「直線番長」とも言われるほどストレート重視のマシンだったが、今年はオールラウンダーなマシンを狙っており、直線のアドバンテージは失っているはずだ。しかし、ローダウンフォース仕様のリアウイングをつけており、FP1ではそれが効いているようだ。 ■角田裕毅は後方グリッド確定 角田裕毅(RB)は5基目のICEを含む複数のパワーユニット交換により、最後方グリッドスタートは決定だ。そのため、このセッションでは決勝を見据えてロングランにじっくり取り組んだ。 ■移籍発表のオコン、トラブルで走れず ハースF1への移籍を発表したエステバン・オコン(アルピーヌ)だが、アウトラップを1周しただけで、マシンの水漏れの問題でガレージに入ってしまった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 7番手 セルジオ・ペレス(レッドブル) 13番手 ダニエル・リカルド(RB) 16番手 角田裕毅(RB) ■【FP1】F1ベルギーGP 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 2 O.ピアストリ(マクラーレン) 3 A.アルボン(ウィリアムズ) 4 G.ラッセル(メルセデス) 5 L.ハミルトン(メルセデス) 6 C.ルクレール(フェラーリ) 7 S.ペレス(レッドブル) 8 L.ノリス(マクラーレン) 9 C.サインツ(フェラーリ) 10 L.ストロール(アストンマーティン) 11 P.ガスリー(アルピーヌ) 12 F.アロンソ(アストンマーティン) 13 D.リカルド(RB) 14 V.ボッタス(Kickザウバー) 15 L.サージェント(ウィリアムズ) 16 角田裕毅(RB) 17 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 18 K.マグヌッセン(ハース) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) 20 E.オコン(アルピーヌ)