二次相続では「相続税負担」が大きくなる?…税対策に「生命保険」の活用が有効なワケ
生命保険を用いた二次相続対策のポイント
相続対策では終身保険が最適 死亡保険金が下りる生命保険は、各生命保険会社から数多く販売されています。 その中でも、「終身保険」が二次相続対策に最適です。 終身保険とは一生涯にわたり死亡保障が受けられる生命保険です。つまり、何歳で被保険者が亡くなっても確実に保険金は受取人へ支払われます。 一方、生命保険には「定期保険」という、一定期間にわたり保障される保険もあります。しかし、この保険には契約更新の上限年齢が設定されているので注意しましょう。 例えば「被保険者が90歳になれば保険契約終了」と取り決められ、所定の上限年齢を超えた場合、契約は失効し、保険が継続できないばかりか、これまで払い続けた保険料も戻ってきません。 契約条件をしっかり確認する 生命保険を契約する際は、複数の保険商品の保障内容(例えば保険金設定は何千万円まで可能か等)を比較し、最も自分にあった保険を選びましょう。 なお、加入できる年齢を超えていないか、健康告知項目(例:持病の有無や、手術歴等)に該当していないかをよく確認した上で申込をしましょう。
後藤 光,円満相続ラボ