[山口県]松陰寺さん「青春は光市」「ぺこぱ」が光市初のPR大使に
光市は19日、お笑いコンビ「ぺこぱ」に市初のPR大使を委嘱した。市役所でセレモニーがあり、メンバーで同市光井出身の松陰寺太勇さんは虹ケ浜海岸や室積、島田川、石城山など地元の思い出の地を紹介。「僕の青春は光市で育まれ、思い出がたくさん詰まっている。ふるさとの大使は誇り」と決意した。 松陰寺さんは光丘高校(現光高校)出身で、18歳まで地元で過ごした。芸名は本名と、郷土の思想家、吉田松陰をモチーフにしており「地元を背負う」という思いで名付けたという。 相方で神奈川県出身のシュウペイさんと一緒に登場し、持ち前の芸を披露。地元の基幹産業の一つ、ステンレス製の委嘱状を受け取り、市川熙市長から「強く美しくしなやかでさびない」と素材の特長を重ねてエールを送られると、「どうもありがとう」とおなじみの芸で応えた。 松陰寺さんは就任について、売れていない時代に虹ケ浜海岸で心を癒やした思い出も触れ、「ついにきた。市初の大使でうれしいし、責任を感じる」と感慨深げ。「光は歴史のまち。大河ドラマでのPRや、印象的な国道188号沿いの活性化などができれば」などと話した。 市PR大使は市出身者やゆかりのある人に市の振興発展などに尽くしてもらうもので、任期は同日から3年間。