景井ひな“美歩”がモンブラン作りに励む理由が判明…藤田朋子“花織”との出来事が明らかに<商店街のピアニスト 永遠の調べ>
田口浩正主演のドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」(毎週土曜夜11:00-11:30)の第8話が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて11月25日に放送された。第8話では、美歩がモンブランを作り続ける理由が明かされた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】優しい笑顔で微笑み合う景井ひな“美歩”と井上想良“浩平” ■「商店街のピアニスト 永遠の調べ」とは 本作は、2022年10月に放送され好評を博したオリジナルドラマ「商店街のピアニスト」の続編。新たなキャストを迎え、商店街にある1台のストリートピアノから繰り広げられるハートウォーミングなストーリーとなっている。物語では、妻を亡くしたフレンチレストランのオーナーシェフが、妻が生前演奏していたピアノを“ストリートピアノ”として生まれ変わらせ、そのピアノを通じてさまざまな人間模様と心の交流が描かれる。 主人公の水崎恵太役を務めるのは、名バイプレイヤーとして数々の作品に出演する田口浩正。心優しいフレンチレストランのオーナーシェフ・水崎恵太役を演じる。また、恵太の亡くなった妻であり、元ピアノ講師の水崎花織役は藤田朋子が担当。 そのほか、NHKの連続テレビ小説「らんまん」にも出演した俳優・井上想良が商店街にあらわれるピアニスト・今西浩平役を、フォロワー数が日本国内女性でNo.1の1000万人以上を誇るTikToker・景井ひなが、水崎のフレンチレストランでパティシエ見習いとして働く片岡美歩役を演じる。 ■店をお休み中の美歩が“ある姿”で発見される 美歩が「セラヴィ!ケイ」を休むようになり、心配した商店街のブティック店主・加藤は、恵太に「お店、いつまで休業するおつもりですか?」「早くお決めにならないと、美歩ちゃんが可哀想です」と伝える。 その夜「加藤さんの言うことももっともよ」と言う花織の幻影に、「あの店をひとりでやっていく自信がない」「だから別のお店で働くかもしれない」と不安をこぼす恵太。その言葉を聞いた花織は表情を曇らせるのだった。 また美歩が心配になった浩平は、美歩に電話を掛けたものの、電源が切られていた。するとそこへ加藤の娘・萌がやって来て、“配達の会社の制服を着て大きな荷物を持った美歩の姿を見かけた”と伝えてくる。 ■美歩がモンブランを作り続ける理由とエピソードが明かされる 浩平が美歩を探しに行くと、萌の言っていた通り、美歩は配達のバイトをしていた。もともと美歩は「セラヴィ!ケイ」で働く前に、配達のバイトをしていたというのだ。 “休業中のお店からバイト代をもらうのは申し訳ないので、今後は収入のためにたまに短期バイトをしていく”と話す美歩は、「お店再開しないかな…早く私のモンブランをお店の定番メニューにしてもらいたいんです」と、モンブランに秘めた想いを語り始める。 どうやら美歩は昔祖母によくお菓子を作ってもらっており、その中で特にモンブランが好きだったことが関係しているようだった。「おばあちゃんとの思い出と、秘伝のエッセンスが私の宝物」と話す美歩。 実は「セラヴィ!ケイ」に入った当時、モンブランを作った美歩は、花織から「うちの看板メニューになるわ」と絶賛される。そして花織の言葉が忘れられない美歩は、“自分のモンブランがデザートメニューに加えられるまでお店も辞めずモンブランを作り続ける”と誓ったのだった――。 一方、美歩の配達のバイトについて知った恵太は動揺し、“美歩にはパティシエになってほしいし、働くにしてもそういう業種にしてほしい”という想いから、昔お世話になった先輩シェフへ電話を掛ける。 その夜、先輩シェフに美歩の就職口の相談を乗ったことを花織の幻影に伝えると、花織からは「いいの?それで。後悔しない?」と言われるのだった。 ■「美歩ちゃんはパティシエになることが重要だよ」恵太の提案に美歩が下した決断とは… 翌日の夕方、恵太は帰宅しようとする浩平と美歩を呼び止める。お店の再開について、「ここは大切な場所だからこそ中途半端な気持ちで決めることはできない」「決断するまで、ここをストリートピアノの店として、花織とピアノと一緒に居たい」という想いを伝える。そして美歩に代官山のフレンチの老舗レストランを紹介し、近いうちに面接に行くよう促した。 その提案を断る美歩に対して、恵太「美歩ちゃんはパティシエになることが重要だよ」と告げ、“基礎からもう一度やって、モンブランをひとりでも多くのお客さんに食べてもらってほしい”と話す。そして恵太の想いを知った美歩は、面接に行くことを承諾するのだった。 帰り道、“本当に面接に行くのか”と浩平に聞かれた美歩。“代官山で誰もが知るお店で、美人パティシエとして雑誌に載っちゃうかも”と冗談を言いつつも、その目には涙が浮かんでいた。その夜、恵太は花織に「これで良かったんだよね?」と聞くも、花織からの返事はなかった――。 次話では、レストランの面接で就職を断る美歩の姿や、ある男性が「お店を1日だけ開けてほしい」と恵太に願い出る様子が描かれる。第9話は12月2日(土)の夜11時から放送予定。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部