魚のみこしで海の安全祈願 平安座島でサングヮチャー 沖縄
【平安座島=うるま】豊漁や海の安全、健康を祈願する「サングヮチャー」が、旧暦3月3日に当たる11日からうるま市与那城の平安座島で行われている。3日間の日程の中日(ナカヌヒー)となった12日、島民の無病息災などを願う「トゥダヌイユー」と「ナンザモーイ(ナンザ拝み)」が行われ、多くの人が駆け付けた。 【写真】人気アイス店にアート壁画
「ナンザモーイ」では、島民らがタマンのみこしを担ぎ、沖合約700メートル先の岩の島ナンザまで行進し、島の発展などを祈願した。 沖縄石油基地に勤務する玉栄祐知さん(18)と新垣俐武さん(18)は初めてみこしを担ぎ、「すごい重かった」と汗をぬぐった。玉栄さんは「貴重な体験。来年もやりたい」と笑顔を見せた。
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