パートを始めました。働きに出るのは久しぶりです。ポイ活も始めたいのですが就職したばかりでもクレジットカードを作れるのでしょうか?
ポイ活で手っ取り早く稼ぎたいなら、クレジットカードの作成がおすすめです。1件あたり1万円以上のポイントを獲得できるものもあり、ポイ活で少しでも多く稼ぎたいと思うなら必須といっても過言ではありません。 しかし、問題なのはクレジットカードを作るためには審査があることです。パートを始めたばかりでも、審査に通るのでしょうか。本記事で、説明していきます。
クレジットカードの審査基準は?
クレジットカードは非常に便利なアイテムですが、代金を後払いするシステム上、使用者に「間違いなく支払いをしてくれるだろう」という信頼と証拠が必要です。 具体的にどのような基準で評価や判断をするのかは、クレジットカード会社によって違いますが、一般的には次に挙げる項目などから判断するといわれています。 ・定職に就いていて毎月安定した収入がある ・勤続年数が長い ・キャッシングやカードローンの利用がない、または年収に対して一定の割合以下 ・信用情報機関に記録されている内容に支払遅延や滞納などがない 上記の4項目は、クレジットカード会社から具体的な基準が開示されていないため、あくまでも一例です。上記の項目がポジティブであればポジティブであるほど、審査に通る可能性が高いといわれています。 また、クレジットカード会社によってボーダーラインが違うとされており、同じ条件でも審査に通る場合と落ちる場合があることも覚えておくべきポイントです。
パートを始めたばかりでもクレジットカードは作れる?
結論を先にいうと、パートを始めたばかりでもクレジットカードの審査に通る可能性はあります。ただし、条件的に優れているわけではないため、正社員で長く勤めている方と比べると審査に通る可能性は低めです。 例えば、入会対象者が高校生を除く満18歳以上の方となっているカードAと、高校生を除く満18歳以上で本人に安定した継続収入がある方のカードBがあるとします。継続収入について明言しているカードBは、前者に比べてクレジットカードの利用限度額や付帯サービスなどが優れているため、申込条件がより厳しく設定されています。 ただし、カードAも収入に関する条件がないわけではなく、基本的には本人に収入がなければ審査に通りません。配偶者がいる場合は配偶者の収入を基準にする場合もありますが、本人に安定した収入があることが原則です。今回のケースでは、本人がパートで収入を得ているので条件はクリアしています。 ただ、パートを始めたばかりで勤続年数が短い点がネックです。勤続年数が長ければ、将来的にも安定して収入を得られる人物だろうとの予測が立ちやすいものの、勤め始めたばかりだと、すぐに辞めてしまうかもしれないと判断されるリスクがあります。 またパートの収入は正社員と違って変動するため、収入の安定性が低いと判断されやすい部分です。パートでも長く勤めていれば収入の額も安定性もあると評価される可能性が高まります。
できるだけ審査が甘めのクレジットカードを選ぶと吉
パートを始めたばかりでもクレジットカードの審査に通る可能性は十分にありますが、正社員などと比べると条件的に不利となります。ポイ活をする場合は、選べるクレジットカード会社も限られているものの、できるだけ審査基準が甘いとされるものを選ぶとよいでしょう。 万が一、審査に落ちてしまった場合は、すぐに別のクレジットカードに申し込むのは厳禁です。短期間に複数のクレジットカードを申し込むとさらに落ちる可能性が高まるため、新たな申し込みは6ヶ月程度の期間をあけてからおこないましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部