利用低迷の「木次線」JR山陰支社が島根県と「あり方」について初めての話し合い(松江市)
山陰中央テレビ
利用低迷が続くJR木次線の出雲横田駅と備後落合駅の取り扱いについて、JR西日本の山陰支社長が、6日、島根県庁を訪れ、担当者との話し合いを初めて行いました。 6日、島根県庁を訪れたのは、JR西日本山陰支社の佐伯支社長ら3人で、県の地域振興部を訪ねました。 木次線をめぐっては、利用低迷が続く奥出雲町の出雲横田駅と広島県庄原市の備後落合駅の区間について、JRが、5月、今後の「あり方」を沿線の自治体と前提条件を設けない協議に入る考えを明らかにしています。 面会は非公開で行われましたが、JRが県に対し、利用低迷の現状などを説明した上で、今後の議論の進め方などを協議したとしています。 県地域振興部交通対策課・佐川賢一課長: 「今の段階では、JRさんのお考えを聞いた段階で、現時点で今後、こうしようというのは持ち合わせていない」 JR西日本山陰支社・佐伯祥一支社長: 「様々な議論の形がございますし、議論の場、進め方についても話を進めさせていただきたい」 JRは今後、沿線自治体の奥出雲町と広島県庄原市、それに広島県に対しても現状を説明し、協議の場を設けたいとしています。
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