合格したけれど…中学受験経験者が、あえて「海外留学」をする5つの理由
こんにちは。グローバル教育コンサルタントとして、海外留学の仕事をしながら3歳の娘を子育て中のみたむです。 子どもの海外留学、4年間で2700万!? 留学費用を抑えるためにできる5つの方法 私の娘はまだ3歳ですが、最近の過熱する中学受験ブームを見ていると、我が子はどのような進路がいいのか、今から考えることが増えてきました。中高は公立がいいのか私立がいいのか、はたまた海外進学がいいのか……。まだまだ先のことですが、情報収集をしています。 最終的には、子どもが自分の進路をどうしたいのかによって進学先が決まることだと思うので、今回は、子どもたちが海外の高校へ留学を希望する理由についてお話ししたいと思います。
留学を希望する5つの理由
海外の高校へ留学を希望される子どもたちは年々増加傾向にありますが、様々な理由があります。
①英語が話せるようになって現地で友達を作りたい
留学に行こうと考えたことがある人なら、誰もが「英語を流暢に話せるようになりたい」と思いますよね。もちろんみんながこれが一番の理由というわけではないですが、多くの方が留学するからには、高い英語力を身につけて現地にたくさん友達を作りたいと考えています。
②海外で挑戦してみたい
日本で何か物足りなさを感じていたり、幼い頃の憧れで海外に挑戦したいという生徒もいます。IBやAレベルなどのカリキュラムへの参加を目指したり、自分の殻を破って、成長したいと海外を目指す子もいます。
③学びたい科目がある
日本ではあまり学べないような科目があるのも海外の高校ならでは。海洋学や法医学、ヘアメイクや育児体験、心理学、インテリアデザインなど、学校によって学べる科目が多岐に渡っており、やりたいことが決まっている人もそうでない人も、カリキュラムに魅力を感じて留学を決意される方もいます。
④スポーツを頑張りたい
「サッカー留学」や「ラグビー留学」など聞いたことがあるかもしれませんが、スポーツで何か秀でているものがある場合、海外のより良い環境で打ち込むために、海外の高校へ留学する子もいます。
⑤環境を変えたい
日本の学校環境や教育方針が合わなかったり、より良い環境を目指して留学へ行く方も。日本人がほとんどいない場所をあえて選ぶ生徒もいます。 このように留学に行く理由は千差万別ですが、最近よく聞くのは「環境を変えたい」という理由です。それは必ずしもネガティブな理由ではなく、「環境を変えて気分を新たにしたい」という理由で海外を目指す方が増えてきました。 特に、たくさん努力をして念願叶って入学した私立校の生徒さんでその傾向があり、中高一貫校だと、6年間同じ敷地内で学ぶこともあると思いますが、その環境に慣れすぎて物足りなく感じる子も実は結構いるようです。