卵アレルギーの女子高校生に卵白使用の「えびカツ」提供 体調不良で救急搬送 原因は成分の確認ミス 大分
大分県由布市にある湯布院スポーツセンターで、教育合宿中の女子高校生がアレルギー症状を起こし、救急搬送されたことがわかりました。 【写真を見る】卵アレルギーの女子高校生に卵白使用の「えびカツ」提供 体調不良で救急搬送 原因は成分の確認ミス 大分 由布市教委によりますと、4月21日、由布市の湯布院スポーツセンターで教育合宿中だった大分市内の高校1年の女子生徒が食堂で夕食を食べた際、アレルギー症状を発症しました。 女子生徒はのどへの違和感など体調不良を訴え、市内の病院に救急搬送されましたが、その後症状が回復し、その日の夜に帰宅したということです。 女子生徒は卵アレルギーであることを事前に学校を通じて申請していましたが、市教委が調査した結果、施設側がアレルギー対応と誤って認識していた「えびカツ」に卵白が含まれていることがわかりました。 食材が施設に納品された際の成分一覧表には、えびカツに「卵白」使用の記載はありませんでしたが、パッケージに書かれた「卵白」使用の記載を担当者が見落としていたということです。 由布市教委は生徒に謝罪したうえで、「二重チェックするなど管理を徹底させる」としています。
大分放送