日本公開30周年『ライオン・キング』リバイバル上映決定!特別版ポスターに人気キャラクターが集結
壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”を描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』(94)。本作の日本公開30周年を記念し、『ライオン・キング』のリバイバル上映が決定。また、あわせて30周年記念特別版ポスターも到着した。 【写真を見る】シンバの父、ムファサの“はじまりの物語”が語られる『ライオン・キング:ムファサ』 アニメーション映画として誕生した『ライオン・キング』は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、そして心震える感動の物語で映画、演劇、コンサートなどすべてを網羅した最強のエンターテイメントとして人々を熱狂させた。まさに“キング・オブ・エンターテインメント”と呼ぶにふさわしい「ライオン・キング」は進化を遂げ、2019年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開され、ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(約2423億円、1ドル146円換算:8月7日時点)を記録し、ディズニー映画の”真のキング”となった。 『リトル・マーメイド』(89)、『美女と野獣』(91)、『アラジン』(92)に続いて、1994年にアニメーション版が公開され、10年にわたって続いた“ディズニー・ルネッサンス”の1本となり、1つの頂点を極めた『ライオン・キング』。多くのファンの期待に応え、本作のリバイバル上映が9月20日(金)~9月26日(木)1週間限定で2D吹替にて全国公開される。 主人公シンバが、王となる自らの運命に立ち向かう物語、驚異のアニメーション映像、名曲の数々に心を奪われる本作。親から子へ、子から孫へと、これからも新たな世代へ語り継がれていく“キング・オブ・エンターテインメント”、伝説のオリジンが、再び劇場に君臨する。さらに、本作を鑑賞した人に先着で30周年記念の特別ビジュアルを施したクリアファイルの配布も決定。これは、ここでしか手に入らない貴重なアイテムとなる。 あわせて劇中に登場する魅力全開の個性的なキャラクターたちが集結した特別版ポスターも解禁された。父ムファサがシンバに教えを説く「命あるものは、すべてがかかわり合いを持ち、つり合いを持っている。命あるものが輪となり、永遠に時を刻む」という台詞を象徴するかのように、幼少期のシンバと父ムファサ、宿敵のスカー、シンバと行動をともにするプンバァ、ティモンをはじめとしたプライド・ランドの動物たちが、まさにサークル(輪)を描くように並んだビジュアルとなっている。 また、この30周年という記念すべき年に公開されるのが、キング・オブ・エンターテイメントの“始まりの物語”を描く実写映画最新作『ライオン・キング:ムファサ』で、12月20日(金)に公開される。すべては、『ライオン・キング』の主人公シンバの父にして、偉大なる王ムファサの幼き日から始まる。 ある“悲劇”によって孤児となり、ひとりぼっちでさまよっていたムファサに救いの手を差し伸べたのは、同じ年頃のライオン、タカ(後のスカー)。兄弟のような固い絆で結ばれた彼らは、やがて数奇な運命に導かれ、2人でアフリカ大陸横断の冒険に出る。“約束の地”を目指す彼らを待ち受ける、驚くべき真実とは?前作を超える圧巻の映像と、魂を揺さぶる新曲とともに、ディズニー映画の新たなる金字塔が誕生する。 本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(16) でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手掛けてきたジェンキンスだけに、どんなドラマティックな物語になるのか、期待も高まる。そして、新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(21)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(21)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。 『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラをグラミー賞受賞28回、世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表されている。そしてシンバとナラの娘キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じ、映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。新たな楽曲とさらなる進化を遂げた映像が、強烈な没入感を伴う新時代の映像体験に私たちを誘う本作。『ライオン・キング』30周年記念の年を締めくくるのに相応しい、リン=マニュエル・ミランダの手による圧巻の名曲の数々と、観客の想像をはるかに超える感動が再び日本に上陸する。 この30年間いかにして『ライオン・キング』が“キング・オブ・エンターテイメント”として君臨し、世界中の人々に影響を与え、愛されてきたのか。最新作公開をより楽しむために、この機会にぜひ、伝説の原点となった『ライオン・キング』を劇場の大きなスクリーンで体感してほしい。 文/山崎伸子 ※記事初出時、上映期間の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。