手に取り見ることも…福岡大空襲から79年を前に平和祈念資料展
テレビ西日本
今月、福岡大空襲から79年がたつのを前に、戦争の悲惨さを伝える資料を展示する「平和祈念資料展」が福岡市で開かれました。 これは79年前にアメリカ軍が福岡市の中心部に落とした焼夷弾です。 平和祈念資料展では福岡県教育会館に保管される1000点以上の戦争資料のうち、およそ300点が公開されました。 この催しは6月19日の福岡大空襲の日を前に毎年開かれていて、戦争の記憶を風化させないためにと、ほとんどの資料を手に取って見ることができます。 こちらは硫黄島で戦った兵士が家族にあてたはがきです。 今年新たに遺族から提供されたもので、はがきには小さな文字でびっしりと家族に向けた思いなどがつづられています。 主催者は「今後も資料を集め続けて戦争を考える機会を作っていきたい」としています。
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