会場をファミリーに 西川きよし『コツコツ大冒険ライブ』 15日、長崎で
お笑い界の巨匠・西川きよし(78)と吉本興業の後輩芸人らによる「西川きよしのコツコツ大冒険ライブ 長崎公演」が12月15日午後1時から長崎市茂里町のベネックス長崎ブリックホールで開かれる。PRのため長崎新聞社を訪れた西川は「身近な長崎のネタもつくって楽しい吉本のお笑い大会にし、会場全体がファミリーな感じになれば」と来場を呼びかけている。 西川は1964年に吉本興業入り。66年に故横山やすしとコンビを組み、「やすきよ漫才」で一世を風靡(ふうび)した。50年以上前、初めて長崎県を訪れた時のことを「すごいこと。月にいくような気持ちだった。それまで、ちゃんぽんを食べたこともなくカルチャーショックだった」と振り返る。 「コツコツ大冒険ライブ」は西川が芸能生活60年を迎え、スタートさせた全国公演。タイトルは西川のモットー「小さなことからコツコツと」にちなんでいる。 西川は「人生コツコツと頑張っていたら、いつかは開花する。最初の頃は野良犬や野良猫のような扱いだった。人生何が起きるか分からない。今日1日を大切にすると、素晴らしい明日がやってくる。これからも大冒険を続けていきたい」と語った。 ライブでは、西川が失敗談などを盛り込んだ漫談ステージなどを繰り広げる。西川を慕うケンドーコバヤシ、パンクブーブー、ギャロップ、兼光タカシ、オズワルドも出演する。入場料5500円。チケットはFANYチケット、くさの書店チトセピア店などで販売中。問い合わせはKTNテレビ長崎(電095・827・3400、平日午前9時半~午後5時半)