去就はどうなる?今オフのFA宣言選手(3)移籍か、残留かまで不透明?
2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
石田健大
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/85kg ・生年月日:1993年3月1日 ・経歴:広島工 - 法政大 ・ドラフト:2014年ドラフト2位 先発、救援とあらゆる役割で長らくチームを支えてきた石田健大。今オフ、FA権を行使する決断を下した。 法政大から2014年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、翌2016年には規定投球回をクリアし、9勝4敗、防御率3.12の好成績を残した。 その後は不振や故障で成績を落とし、中継ぎに転向。それでも、2020年には50試合に登板し、26ホールドポイント(1勝25ホールド)、防御率2.53と優秀な数字を残した。2022年から再び先発に戻ると、同年は7勝を記録。 今季は開幕投手を務めると、ローテーションの一角として23試合(118回)を投じて4勝9敗、防御率3.97とまずまずの結果を残した。 オフには熟考の末、国内FA権の行使を決断。先発、救援をこなす貴重なサウスポーだけに、争奪戦が予想される。一方で残留の可能性も残しており、DeNAは今永昇太のメジャー挑戦も控えているだけに、是が非でも引き留めたいだろう。
ベースボールチャンネル編集部