「今年のKO賞だ!」”新王者”帝尊の大逆転KOが海外でも話題、相手は白目をむく失神=ボクシング
6月25日(火)に行われたプロボクシング『フェニックスバトル117』(東京・後楽園ホール)のセミファイナルでは[WBOアジアパシフィックスーパーミドル級タイトルマッチ]が行われ、挑戦者で日本同級王者の帝尊康輝(たいそん こうき/31=一力)が衝撃の逆転1ラウンドKO勝利。 王者ユン・ドクノ(韓国)にダウンを奪われるも、帝尊が強烈な左でダウンを奪い返すと、王者は脚がけいれんし白目を剥き立ち上がれず。 この動画が海外でも話題となり「年間KO賞候補だ!」と、ネットでは興奮の声が並んでいる。 【フォト・動画】帝尊の逆転”ワンパン”KO!相手は白目でビクビク痙攣 帝尊は16年にOPBFミドル級王座を獲得、階級を上げると昨年6月、野中悠樹に勝利し日本スーパーミドル級王座を獲得した。 身長190㎝の恵まれた身体を持ち、戦績は17勝(14KO)5敗3分。層の薄い日本中重量級戦線での期待の選手だ。 相手の王者ユンは8勝6KO2敗で、こちらも強打者で高いKO率を持つ。 試合は、開始一分ほどでユンがサウスポーの帝尊に、踏み込んでの右フックをクリーンヒット!帝尊がダウンする。 帝尊は立ち上がるも、ユンが怒涛の勢いで畳みかける。 コーナーに追い詰められ窮地の帝尊だが、渾身の左一撃!ユンがグラリと棒立ちのまま、仰向けにダウンした。 脚がビクビクと痙攣し、白目を剥いた様に。レフリーがストップし、帝尊がアジア王座戴冠した。 この動画が海外を中心にSNSで拡散されると「KOオブザイヤー候補だ!」「完璧すぎるカウンター」「地獄から見事に帰還した男」「あの痙攣は怖すぎる」と賞賛・驚きの声が並んだ。 帝尊はマイクで「左一発で倒す自信はあった。ダウンした時は何をしに来たと思った。スーパーミドル級は東洋人はアピール出来ない階級、強い日本人がいる所をアピールしていきたい」と世界に向けて意気込んでいる。