【イギリス総選挙2024】 保守党政権で住宅問題が悪化、首相認める BBCインタビューで
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イギリスのリシ・スーナク首相は10日、保守党政権下では人々がマイホームを持つことが難しくなったと認める発言をした。 BBCのニック・ロビンソン司会者によるインタビューでは、さまざまなトピックについて首相に質問した。 住宅問題について、ロビンソン氏が「保守党政権下でマイホームを購入しづらくなった」と指摘すると、スーナク氏は「確かにそうだが、それを確実に簡単にしようとしている」と答えた。 この発言に対し、最大野党・労働党のジョナサン・アッシュワース議員は、「首相が、若者が住宅市場から締め出されていると認めたのは衝撃的だ」と語った。 スーナク氏はインタビューの中で、11日に発表予定の保守党のマニフェストに、減税が含まれることも追認した。 また、首相としての自らの実績を擁護したほか、6日にフランスであったノルマンディー上陸作戦80周年の記念式典を早退したことについて謝罪した。 クリス・メイソン政治編集長が報告する。
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