ソフトバンク大関友久 全力疾走からマウンドへ「いつもと違う反応…」プロ初安打直後の投球も落ち着いて対応
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1x―0ソフトバンク(29日、東京ドーム) ソフトバンクの大関友久が7回無失点の好投を見せたが今季3勝目とはならなかった。7回93球を投げ、2安打6奪三振、1四球だった。 ■感動の再会…元ソフトバンク戦士が古巣仲間とハグ【写真】 初回は丸佳浩、吉川尚輝に安打を許すなど2死二、三塁のピンチを招くも、坂本勇人を左飛に打ち取って無失点で切り抜ける。その後は安打を1本も許さない安定感を発揮。6回は丸、エリエ・ヘルナンデス、吉川の上位打線を3者連続三振に封じるなど、尻上がりに調子を上げた。「ほんと初回がうまく乗り切れたので、2回以降は海野隆司のリードにも、バックにも助けられながらいい感じで投げられました」と振り返った。 3回には二塁内野安打でプロ初安打もマーク。「一生懸命走りました」と振り返った。全力疾走した直後にチェンジとなったが、落ち着いて三者凡退に切って取った。「やっぱり息が上がったりとか、そこは深呼吸したりとかでうまくやったんですけど。いつもと違う反応というか、疲れもあったなと思います」と慣れない打席の影響を振り返った。
西日本新聞社