日産前会長のゴーン被告、東京拘置所から保釈
[画像]青い帽子に白いマスク、作業服姿で東京拘置所を出るゴーン被告
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が6日午後、勾留されていた東京拘置所から逮捕以来、約3か月半ぶりに保釈された。 【中継録画】日産の前会長ゴーン被告 東京拘置所前から保釈(2019年3月6日)
報道によると、東京地裁は5日、ゴーン被告の保釈請求を認めたが、検察側は決定を不服として準抗告。しかし同日深夜に東京地裁は準抗告を棄却した。ゴーン被告側は6日、保釈保証金10億円を納付した。 ゴーン被告の弁護人は2月中旬に、それまで務めていた元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士が辞任したことを受けて、弘中惇一郎弁護士が就任。2月28日に弘中氏就任後としては初めての保釈請求を東京地裁に行っていた。大鶴弁護士時代から合わせて計3回目の請求で保釈が認められた。