30~40代のサラリーマンは損している?「昭和世代」と「新世代」に挟まれる苦悩
「うちの夫、仕事がハード過ぎて、病みそうなの」
友人がポロっともらしました。 彼女の夫は、誰もが知っているメーカーにお勤め。それこそ世界を代表する日本企業です。10数年前に結婚式で彼を見た時、何てイケメンなの!いい人つかまえて~!と友人たちとキャキャしていたくらい。 優秀な若手ほど静かに退職していく… ばかげた「日本企業あるある」を現場ワーママが勝手に考察 「いや、もう見る影もないで。ストレスでハゲかけているし……」 うーん。 人生何が起こるかわからんな……うちの夫もだいぶハゲてきてるよ。まぁそれはどうでもええな。よかったら、差しさわりない範囲でいいから、事情きかせてよ。 「いやさぁ、夫は頑張っているし、これ以上ないくらい気も配っている感じ。でもね、彼が入社した20年くらい前とは、文化?環境?が変わり始めているみたいで、そのストレスやギャップに毎日やられている感じ」
ところ変わって、私の職場
研究職に返り咲いた私は、とにかくがむしゃらに働いています。技術現場から研究職への異動は、戸惑うこともありますが、まぁ順調だと思う。 目の前のノルマ(生産ラインを今日はここまで動かす等)をこなす技術現場とは違い、研究は技術討論が活発に行われます。新しく直の後輩になった佐々木君(2年目研究員)とは、結果が出るたびに考察しあっています。 この彼、ハイパースペックの持ち主で、まぁ大学もスバラシイ学校を卒業されており、これまたスバラシイ海外の研究室への留学も決まっていたのに、今の会社から内定を頂けたから来ました。ですって。 恐ろしい子!!! その優秀な佐々木君は、「研究も会社の研究分野も好きだけど、会社という枠には収まりませーん」という雰囲気がプンプンします。 もちろん、彼自信はそんなことをあえて口にしませんし、とっても真剣かつ紳士的に業務に取り組んでいます。しかし、私が入社した2000年代中期の新人たちとは、ぜーんぜん違う、イイ感じに肩の力が抜けている。 終身雇用なんて、さらさら考えていないんだろうな……。
一方、勤続35年以上、会社側から再雇用頼むよ~あなた以外、その技術が出来る人いないから~~と言われている方もいます。 いわゆる、 大ベテラン社員 その方は得意げに言います。 「ぽにさん、専門性の幅を広げておくと、私みたいに60歳過ぎても会社から求められる人材になるよ~やっぱり、年配になっても重宝される人間にならないとね」 なんて、聞いてもいないのにペラペラ話しています。 で、私は新人とベテランのちょうど間。 花のアラフォー。中堅社員です。 最近の感想。