市原隼人、主演映画「おいしい給食」は「好きなものを貫くことの大切さが込められた作品」
俳優、市原隼人(37)が22日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(綾部真弥監督、5月24日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演の大原優乃(24)、六平直政(70)らと登壇した。 1980年代を舞台に、給食をこよなく愛する中学教師、甘利田(市原)と独自の給食道を歩む生徒の闘いを描く学園グルメコメディーの第3弾。市原が「この世界にいつまでもいたい」と切り出すと、会場からは早くも「続編が見たい!」という声が上がった。 そんな声援に背中を押されるように、市原は「この作品にはどんなに滑稽な姿を見せても、どんなに打ちひしがれても、好きなものを貫くことの大切さが込められている。人生の糧(かて)になる言葉もあふれている」としてシリーズ第4弾を熱望した。 綾部監督も「これまでも副題に『ファイナルバトル』とか『卒業』とか付けて、閉店詐欺みたいだけど、1本1本、真剣勝負してきた。皆さまが求めてくれる限りは立ち上がりたい」と宣言。世代を超えて人気を集めており、市原同様、次回作に意欲を見せた。 初参戦の大原は「市原さんに演技の相談をしたら『優乃ちゃんがやりたいようにやっていいよ』と言ってくれた」と寛大な市原に尊敬のまなざし。「笑って泣いておなかがすくスペクタクルコメディーです」と作品の宣伝文句を強調した。 また、共演者から「撮影の合間の雑談が止まらない」といじられた六平は「みんな、芝居がしっかりしてる。特に市原の動きやせりふがすごい」と感心しきりだった。