玉川徹 オススメの漫画「星守る犬」は涙が止まらない「バスタオルがいるよね。ハンカチじゃ無理だと思う」「犬好きの方だったらまず間違いがない漫画です」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りします。 5月9日(木)の放送では、玉川がお気に入りの漫画「星守る犬」(双葉社)をリスナーに向けて紹介しました。
◆感動して泣けてきちゃうの
今回よりスタートした「ラジタマレコメンド」のコーナーでは、玉川がオススメの映画・ドラマ・漫画・小説などを紹介します。今回取り上げたのは、村上たかしさんの大ヒット漫画「星守る犬」です。 漫画の主人公は、ごく普通の中年男性である「おとうさん」。リストラ、熟年離婚を経験し、飼い犬とあてのない車旅をする物語です。作品では飼い主と愛犬との深い絆のみならず、現代社会が抱える多くの問題が描かれています。 漫画の見どころの1つとして、作中で登場する犬の心情がセリフで表現されている点を挙げる玉川。「僕は犬好きだから、犬ってこういうことを考えているんだろうなあって思うと感動して泣けてきちゃうの」と語ります。 読んだ原も玉川の感想に同意し、「私はワンちゃんを実家で飼っているんですけど、やっぱりワンちゃんって家族の一員なんですよね。ワンちゃんのセリフが全部ひらがなで書かれているところも心が持っていかれるといいますか、涙が止まらなかったです」と言います。玉川は涙が止まらない作品のため、「バスタオルがいるよね。ハンカチじゃ無理だと思う」とも。 玉川が特にお気に入りだったシーンは「一度離れ離れになったおとうさんと愛犬が再会する場面」でした。「リアルなシーンであれば、お父さんの身体とかに乗っかってワンワンって鳴くんですよ。でも、漫画のなかでのセリフは『おとうさん! おとうさん!』って言ってるの。喋りながら涙が出てきそうになるね。犬さんには人間に対する“愛”しかないわけですよ。素晴らしいよね」と余韻に浸ります。余談として、玉川は犬に敬意を込めて「犬さん」、原は愛情を込めて「ワンちゃん」と呼んでいることも明かしました。 最後に、玉川は作品について「こうやって紹介しながら言うのも矛盾しているんですけど、先入観なく読んでください(笑)。損はさせませんので、犬好きの方だったらまず間違いがない漫画です」とイチオシしました。 (TOKYO FM「ラジオのタマカワ」2024年5月9日(木)放送より)