【山口県】[周南市議選]ポスター掲示板も拡張 候補者増で開票終了40分遅れ?
周南市議選(19日告示、26日投開票)の告示日が迫り、471カ所のポスターの掲示板も立て終わっているが、今回は立候補予定者が定数30人に対して40人と多いことから、4年前の前回より6区画多い45区画と掲示板も長くしている。市選管は開票作業も前回より遅くなり、前回は午後11時51分だった開票終了は翌日の午前0時30分になると見ている。 同市の市議選の経費の予算は2023年度に850万円、24年度に1億3,200万円を計上していて合計で約1億4千万円。有権者となる選挙人名簿登録者は3月1日現在11万5,763人で、前回の任期満了に伴う市議選があった2020年5月30日の12万114人より4千人以上少なくなっている。 今回の掲示板は幅が7メートル30センチ、高さが1メートル36.5センチで、再生紙ボードで作られ、使ったあとも回収してリサイクルできる。設置数は前回と同じで、この掲示板に足を付けて道路沿いなどに立てている。 坂道に立てたため3段になった掲示板もある。岐山通の児玉源太郎生誕の地公園付近では、同公園の駐車場に立てて公園の景観が損なわれないようになっている。
投票所に初の「支援カード」
当日の投票所は96カ所。投票時間は一部を除いて26日午前7時から午後8時まで。今回初めて、障害を持つ人などが投票の際に支援してほしい内容をA4判の用紙に書いてもらう「投票支援カード」を各投票所の入り口付近に置き、円滑に投票できるようにする。 開票はゼオンアリーナ周南(市総合スポーツセンター)で26日午後9時15分から始まり、10時半から30分ごとに開票状況を発表する。 前回の開票率は11時に85%▽11時半に95%▽11時51分に100%になったが、今回は11時に75%▽11時半に85%▽午前0時に95%▽0時半に100%と見込んでいる。 期日前投票は20日(月)から25日(土)まで、市役所本庁舎▽新南陽総合支所▽ゆめプラザ熊毛▽鹿野総合支所で、午前8時半から午後8時まで受け付ける。21日(火)は15支所でも午前10時から午後4時まで投票できる。 選挙の啓発ポスターは周南公立大にデザインを依頼して140枚を公共施設などに掲示している。横断幕、のぼり旗と市役所などのデジタルサイネージでも投票を呼び掛ける。11日には婦人会や明るい選挙推進協議会がティッシュペーパーを配る街頭啓発もあった。 問い合わせは市選管(0834-22-8521)へ。