ウルトラマンで主役声優の山田裕貴「これが父性か!」と気づき
俳優の山田裕貴が16日、東京・港区台場で日本語版声優を務めるNetflix映画「Ultraman:Rising」(シャノン・ティンドル監督)の特別上映会に登壇した。 同作は円谷プロダクションとNetflixが共同製作したCGアニメーション長編映画。親子と家族をテーマにした新たなウルトラマンだ。14日から配信が開始された。 山田が声優を務める主人公のサトウ・ケンは野球選手。元中日内野手の山田和利を父に持つ山田は「父親がプロ野球選手だったので、プロ野球選手がどんな感じなのかというのは家で体感してきた」と振り返り、「すごく心とリンクさせながら演じることができた気がします」と話した。 この日は父の日。作品中、ケンは赤ちゃん怪獣エミの世話をすることになる。山田は「(ケンを演じながら)これが父性か!と初めて気づかされたなにかがありました」と明かした。 3月31日に元乃木坂46の西野七瀬と結婚を発表した山田。ライフワークバランスに話が及ぶと、「自分の心と他者は無理に浸食せず、無理に距離をとることなく、ちゃんと自分を大事にしながら人のことを大事にしたい。僕も家族ができたので、家と仕事のバランスはものすごく考えるようになりましたね」と穏やかな表情を見せた。
報知新聞社