東北放送

仙台市内の中学校に通う3年生の女子生徒が同級生から継続的にいじめを受け転校を余儀なくされていたことがわかり、学校側は、「いじめ重大事態」と認定し調査委員会を設置することになりました。 仙台市立の中学に通う3年生の女子生徒は、5年ほど前の小学4年生の頃から、仲間外れにされたり掃除用ロッカーに閉じ込められたりするいじめを受け、中学校に入学してからもいじめが続いたと訴えています。女子生徒はうつ病と適応障害の診断を受け、今年8月に、市内の別の中学校への転校を余儀なくされました。 女子生徒は、中学校入学の際と今年7月に仙台市教育委員会に対しいじめについて相談していたということです。 9月に入り女子生徒が転校前に通っていた中学校では生徒の生命、心身などに重大な被害が生じたとして、「いじめ重大事態」と認定しました。 今後、校内にいじめ調査委員会を設置し、調査を始めるということです。女子生徒はtbcの取材に対し「苦しい思いをしているので謝罪や調査などを早急に対応してもらいたい」とコメントしています。