「多文化共生」映画の撮影 群馬・大泉町
外国人が多く暮らす大泉町で、多文化共生をテーマにした映画の撮影が行われました。 大泉町などを舞台にした短編映画NOVAは、「多文化共生」がテーマで、日系ブラジル人の親子が仕事探しの旅を通して新たな生き方を見つけるストーリーです。 ブラジル人が人口の約10%を占める大泉町のイメージをベースに新進気鋭の寺田悠真監督が脚本を作り、メガホンを取りました。 15日は役場前のハナミズキ通りを通行止めにし、約200人のエキストラを交えてクライマックスシーンの撮影が行われました。 仕事をAIに奪われた日系ブラジル人のジェシカ役を務めるのは、大泉町出身で映画初主演となる西村カロリナさんです。 AI反対を訴えるデモ行進でジェシカと対峙する三浦明美役を演じるのは、ベテラン俳優の山田キヌヲさんです。 映画の撮影は16日まで行われ、大泉町でクランクアップする予定です。 短編映画NOVAは、今年秋ごろの公開予定です。