佐藤大空“ライオン”の正体を巡るラスト30秒の衝撃展開に「心臓バクバク」の声<ライオンの隠れ家>
柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第2話が10月18日に放送。衝撃的なラストで一気に事件のにおいが強まった第2話に、X(旧Twitter)では「心臓バクバク」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】はぐれたライオン(佐藤大空)の頭を優しく触る洸人(柳楽優弥) ■平穏に暮らす兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス 同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。 完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。 柳楽、坂東、佐藤の他、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理ら個性豊かなキャストが出演している。 ■携帯電話から2回目のメッセージが届く 小森家にライオンがやって来たことで凪のような平穏な生活は一気に崩れだした。美路人の叫び声で目を覚ます洸人。居間では、イタズラをするライオンにより、ルーティーンが崩された美路人はパニック状態に。 朝から二人をなだめ、ライオンを預かり続けることに不安を覚える一方で、ライオンの母親が姉なのか、虐待されているのか、考えをめぐらす。そんな中、何気ないライオンの振る舞いが、姉・愛生(尾野真千子)にそっくりな様子を見て、姉の子に違いないと確信を抱く洸人。 ライオンから渡された携帯電話を見るが、返事はない。再び、「事情を説明してくれないとこれ以上預かることはできません」と送ると、母親と思しき相手から「ソフトクリームの広場で鐘のなる頃に」という2回目のメッセージが届く。 メッセージの意味が分からぬまま、洸人は美路人とライオンを連れて図書館に出掛けることに。図書館に行って本を読み、パン店で買ったパンを公園で食べるのが洸人と美路人の土曜日のルーティーン。図書館に着くと、洸人は手にした一冊の絵本から、謎のメッセージがある場所だと気付く。そこに行けばライオンの母親である姉と会えるのではないかと考えた洸人は、美路人にライオンと二人で過ごすよう言い聞かせ、メッセージが示す場所に急ぐ。 ■ライオンとはぐれ、パニックを起こす美路人 しかし、指定の場所に着くと、洸人を盗撮する不審な男(岡山天音)が現れ、携帯電話に「最後の防波堤で」というメッセージが。すぐさま指定の場所へ向かうが、洸人のもとに警察から電話が入る。ライオンとはぐれてしまった美路人がバスの車内でパニックになり、補導されたのだった。 一方、いつも一緒だったぬいぐるみを失くしたことに気付いたライオンは、無事に見つけ出すことができたが美路人とはぐれてしまい、迷子になっていた。必死にライオンを探す洸人と美路人。すると、携帯電話からブランコの写真が送られてくる。美路人の記憶力により、その写真からある場所を特定して向かうと、一人ブランコに乗るライオンの姿があった。 無事にライオンと会えて一安心かと思ったが、メッセージの送り主はなぜライオンの居場所が分かったのか、見張られているのかと不安を覚える洸人。その後、携帯電話からのメッセージも途絶え、状況が変わらぬままライオンとの新しい日々は過ぎていった。 ■急展開のラストに「心臓バクバク」 そんな中、テレビを見ていると姉と同じ名前である「橘愛生」の行方不明事件のニュースが流れてくる。ニュースによると、息子の愁人も行方不明だという。何かを思った洸人は、ライオンを「愁人」と呼ぶと「なーにー」とライオンから返事が。反射的に返事をしてしまったライオンがはっとわれに返るシーンで幕を閉じた。 ライオンとの日常が落ち着いたかと思いきや、一気に事件のにおいが強まった第2話に「心臓バクバクだった」「演技がリアル」「映画観てるみたい」「人間らしさが苦しい」「ライオンくん演技うっま」などの投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部