カニエ・ウェスト、ポルノ業界進出にブレーンたちが反発 選挙活動を仕切った右腕ジャーナリストが辞任
カニエ・ウェストの会社「Yeezy」の重役たちが次々と彼から離れているという。エンタメサイト「TMZ」が報じている。関係者によると原因はカニエ・ウェストのポルノ業界進出。先月、カニエがポルノ映画の制作会社の立ち上げを計画していることが報じられている。 【写真】イェことカニエ・ウェストの妻、ビアンカ・センソリの奇抜露出ファッションギャラリー
これまでもカニエは学校を設立したり、大統領選挙に出馬したりと突飛な動きでファンやマスコミを騒がせてきた。今回のポルノ会社のニュースも多くの人を驚かせたが、カニエのチームのブレーンたちも仰天。反発し、会社を辞職していっているという。
その1人がマイロ・ヤノプルス。彼はイギリス出身の極右のジャーナリストで、カニエの大統領選挙を仕切った人物として知られている。ちなみにこのヤノプルス自身も問題発言で物議を醸した過去の持ち主。小児性愛を認める発言をして極右ニュースサイトを解雇されたことがある。
それはひとまずさておき、ヤノプルス本人が同サイトに正式にカニエのチームから離脱したことを認めた。彼はカニエに宛てた辞表も公開。「道徳的、宗教的な理由からポルノ映画やポルノ小説の制作や普及に加担することはできない」ことが辞職理由だと明らかにしている。
さらに「そのような作品や、その作品に関わるような人たちは回復中の依存症患者である私の人生にとって差し迫ったリスクだ」とコメントしている。依存症の内容については明らかにしていないが、ポルノが辞職の引き金になったのは間違いない。さらにヤノプルスは「5月末までか、その前にポルノ映画の撮影が始まればそれまでに」業務を引き継ぐとも。この辞表の内容から、今月中に撮影が始まるのではないかと囁く声も。
これまで彼を支えてきたブレーンたちが離れても、ポルノ業界進出の計画が中止になることはなさそう。カニエはすでに具体的なアクションも取り始めている。ポルノ業界では大物プロデューサーとして知られるマイク・モズと話し合いを進めていることも確認されている。モズ曰く「カニエのプロジェクトは他の一般的なポルノ会社とは一線を画す。私たちがこれまでに見たことがないようなものになるだろう」と自信満々に語っている。ポルノ界の大ベテランに「これまでに見たことがないもの」と言わせる作品とはどんなものなのか、続報を待ちたい。