「家の中泳いだ」国頭村比地川氾濫で浸水被害相次ぐ
沖縄テレビ
記録的な大雨に見舞われた国頭村では比地川が氾濫し、住宅の浸水被害が相次ぎました。11日は住民総出で片付けに追われました。 国頭村比地では10日まで降り続いた大雨で比地川が氾濫しました。住民が撮影した映像では車がボンネットまで水に浸かり、道路と川の境もわからなくなっています。 地域にある住宅の半数にあたる30戸が床上・床下浸水の被害にあい、大量の土砂が流れ込みました。11日は家の中から泥をかきだすなど住民が朝から片付けに追われました。 住民「家の中も大体1.2メートルくらい水が来ていました。ここの扉が全然開かなくなって水圧で、隣の2階に避難したんですけど初めて家の中を泳いで移動しました。」 高齢の住民「4時くらいから降って、あんなに降って。みんなは電灯点けて避難するけど、うちなんか年寄りは歩けないよ怖くて。もう家に居て大変・・・、初めて。」 また国頭村比地で大国林道の土砂崩れのため宿泊施設の従業員と利用客が孤立状態になっていましたが、11日朝消防が保護して全員無事だということです。
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