「メーガン妃は英国王室に2度と関わりたくない」新暴露本『Endgame』で明らかになった、ヘンリー王子とメーガン妃の主張20 [後編]
11月28日、王室に関する新しい暴露本『Endgame』が発売された。著者はオミッド・スコビー。メーガン妃の友人と言われ、イギリスでは「サセックスの応援団長」「メーガンのマウスピース(代弁者)」と呼ばれている。今回の本も王子と妃に近い関係者、サセックスチームが主たる情報源。王子&妃本人から直接、情報をもらったのではないかとも見られている。それだけに書かれているのは王室をめぐる真実、公平な内容というよりも「ヘンリー王子とメーガン妃の主張」「サセックスから見た真実」である可能性が高い。実際、マスコミや王室専門家、王室関係者からは間違いを指摘する声や反論がすでに上がっている。とはいえ、王子と妃が何を主張したいのかは気になるところ。この本からわかった王子と妃の10の言い分についてレポートする。※後編 【写真】メーガン妃&ヘンリー王子のイチャイチャ幸せモーメント30
コテージからの退去命令の黒幕はアン王女だった
エリザベス女王がヘンリー王子とメーガン妃に結婚祝いとして贈ったフロッグモアコテージ。王子と妃はこれをイギリスの拠点として持ち続ける予定だったという。でも国王は王子が回顧録を出版した直後に返却を要求。戴冠式が終わるまでに退去するように告げた。これをスコビーは「ヘンリー王子に与えられた残酷な罰」「卑劣な言動」だと描写している。またこれを提案したのは王子の叔母にあたるアン王女だとも。王子と妃に「厳しい態度を示す」手段として2人をコテージから退去させるよう、国王に勧めたという。
人種差別発言をした人物は2人いた
オプラ・ウィンフリーのインタビューでメーガン妃は「アーチーが生まれる前に、彼の肌がどれほど黒いかを懸念する発言をした人がいた」と語った。インタビューの中でその人物の名前は明らかにしなかったが、スコビーによると妃は「2人いる」と言っているという。1人は王子に近いロイヤルファミリー、つまり高位のロイヤル。もう1人は高位ではないロイヤル。スコビーは「自分はその人の名前を知っている。しかしイギリス国内での法的報復が怖いので明かさない」。本にも書いていない。ただし、なぜかオランダ語の翻訳版には実名が書いてあることが発売日直前に発覚。発売が急きょ延期されるというハプニングが起きている。スコビーは自分はオランダ語版の制作には関わっていないと主張、自分の責任ではないと言っている。