【コメントほぼ全文】Hey! Say! JUMP伊野尾慧 ミュージカル「ハネムーン・イン・ベガス」ゲネプロ&会見を全力レポート
ラスベガス&ハワイを舞台にしたキャッチーなコメディの名作
本日4月9日に初日を迎えるブロードウェイミュージカル「ハネムーン・イン・ベガス」。Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんが初めて本格的なミュージカルに出演することでも注目されている今作のゲネプロが8日、池袋の東京建物Brillia HALLで行われました。 【もっと写真を見る】舞台上のイキイキとした姿! 伊野尾慧の写真を見る with digitalではゲネプロ、そして会見の模様を「コメントほぼ全文」でレポート! どうぞじっくりとお楽しみください。 今作は1992年に大ヒットしたニコラス・ケイジ&サラ・ジェシカ・パーカー出演の映画「ハネムーン・イン・ベガス」を監督・脚本を手がけたアンドリュー・バーグマンが自らミュージカル化したブロードウェイの人気作。 物語の舞台は、ラスベガスとハワイ。主人公のジャックと、その彼女ベッツィの結婚までの、個性豊かな登場人物によるコミカルな騒動の様子を描いています。
伊野尾さんが初の本格的ミュージカルで”当たり役”を熱演!
なんといっても見どころは、本格的なミュージカルに初めて取り組んだ伊野尾さんが魅せる新たな一面とイキイキとした姿! 「with digital」の取材時には「ジャックは伊野尾くんにぴったりだなぁ、と言われるけれど“ろくでもないやつ”に合ってると言われるなんて!」と少し不満げに語っていた伊野尾さんでしたが、公演を観て大納得! ジャックという主人公を、ここまでチャーミングに、愛すべき人間像として演じられるのは、もはや伊野尾さん以外にいないのでは⁈と思うほどの見事なハマりっぷりです。テンポ感の大切な作品で持ち前のコメディセンスをいかんなく発揮し、伊野尾慧×ミュージカルの可能性を一気に高いところで示していた伊野尾さん。 少々情けないキャラクターのジャックに降りかかる、さまざまな災難や素直すぎる個性、そして彼の喜怒哀楽を実に表情豊かに演じ、観る者全員をジャックの味方につけてしまうような、魅力あふれる人物に仕上げています。 また、深みも厚みも増した歌声からは、今作の準備に費やしてきた長い時間が感じられ、ステージによく映える長い手足を活かしたダンスとともにライブでのパフォーマンスとはまた異なる、伊野尾さんの新境地を開いています。 取材時にはいつでもユーモアに富んだコメントを残し、自らの努力を決して語ろうとはしない伊野尾さん。会見では演出家やキャストの皆さんが伊野尾さんの作品に対する真摯な姿勢について語っていましたが、ステージ上の姿でもしっかりとその情熱と高いポテンシャルを感じさせていました。