オリヴェイレンセのDFカズが1部ジル・ヴィセンテへ完全移籍 藤本寛也と同僚に
ブラジルの“カズ”が移籍
ポルトガル2部のオリヴェイレンセは、DFカズが同1部ジル・ヴィセンテへ完全移籍すると発表した。 カズといっても、元日本代表FW三浦知良のことではない。DFのカズことクリスティアン・ケンジ・ワガツマ・フェレイラ(22)はその名のとおり日本にもルーツがあり、年代別のブラジル代表にも招集経験がある若手。ブラジルのコリチーバ在籍時代に日系人であったため「カズ」と呼ばれ、そのまま登録名として使用していたのだという。日本のカズとは実に30歳以上の年齢差があったが、Wカズとして話題になった。 オリヴェイレンセは公式Xにて「日本にもルーツを持つ左サイドのスペシャリスト。左足から多くのチャンスを作り出してくれました。ありがとうカズ」と発表し、同選手の旅立ちを祝福している。 移籍先のジル・ヴィセンテには、プレイメイカータイプである藤本寛也がおり、ふたたび日本人選手と同僚となる。プリメイラ・リーガでもその左足に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部