宜蘭・太平山で初雪 雪だるまを作る行楽客も/台湾
(宜蘭中央社)北東部・宜蘭県の太平山国家森林遊楽区で21日夜11時ごろ、初雪を観測した。22日朝には一面の雪景色が広がり、園区内の太平山荘(標高約1900メートル)の前では雪だるま作りを楽しむ行楽客の姿も見られた。 22日の台湾は寒波の影響で中部以北や北東部、東部で冷え込みが強まっている。中央気象署(気象庁)の統計によれば、太平山観測点では21日夜9時に気温0度を観測。以降、氷点下で推移している。 農業部(農業省)林業・自然保育署宜蘭分署によれば、園区内の太平山荘と翠峰湖地区(標高1850~2050メートル)では約1センチの積雪が確認された。同署は行楽客に対し、防寒対策をしっかり行うよう呼びかけている。 (沈如峰/編集:名切千絵)