シティのディールメーカー退職、ジュニアバンカーの扱いで調査-関係者
(ブルームバーグ): 米銀シティグループのシニアディールメーカーで、マネジングディレクターのエドワード・ラフ氏は、ジュニアバンカーの扱いに関する内部調査の過程で1月から停職となっていたが、最近退職した。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。
エクイティーキャピタルマーケッツ・グループのマネジングディレクターだったラフ氏は、有色人種のジュニアバンカーを公然と????責(しっせき)した際に使った言葉を巡り、内部からの訴えに直面しているとブルームバーグ・ニュースが3月に伝えていた。
シティの広報担当者はコメントを控えた。ラフ氏にもコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。ラフ氏のシティの電子メールにメッセージを送ったところ、同氏のアドレスはメッセージを今は受け付けていないと自動返信された。
米金融取引業規制機構(FINRA)の記録によれば、シティでかつてジュニアバンカーとして勤務していたラフ氏は、ペレラ・ワインバーグ・パートナーズを経て2014年に再びシティ入りした。
原題:Citi Banker Exits After Firm Probed Treatment of Junior Staffer(抜粋)
--取材協力:Todd Gillespie.
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Gillian Tan