夜空を彩った花火（３日、和歌山県串本町串本で）

　和歌山県串本町串本で３、４の両日、「第１７回串本まつり」（実行委員会主催）があった。花火や串本節の道中踊りなどさまざまな催しがあり、まちに活気があふれた。 【潮風の休憩所 開所１０年　木曜島の史実伝える、本州最南端の和歌山・串本の記事はこちら】 　３日は、ローソン串本店裏―串本漁港間で「町民総おどり」があった。正調串本節保存会や串本古座高校ＣＧＳ（地域包括的支援）部、航空自衛隊串本分屯基地など１３団体から参加した男女約３００人が、串本節の音頭に合わせて踊った。 　その後、串本漁港で花火大会があり、４２００発が夜空を彩った。漁港周辺には屋台が並び、花火の見物客らでにぎわった。 　４日は、町文化センターで「サマーＢＡＮＤライブ」があった。８組の出演者がロックやフォークなどを披露し、会場は盛り上がった。町立体育館では豪華賞品がもらえるビンゴゲーム大会があり、多くの人が訪れた。 　串本海上保安署は串本まつりの協賛行事として、紀伊大島周辺を巡る巡視船艇の体験航海を実施した。船上では串本海中公園センター（串本町有田）の協力でウミガメの放流体験があった。