竹内朱莉、石田亜佑美、岸本ゆめの、今年の一文字は「幸」「舞」「戻」…「ハロプロに入って十何年できなかったことを一気にできた年」
竹内朱莉のソロデビューを記念した番組「生たけクリスマス~竹内朱莉ソロデビュー記念&スカパー!冬もハロプロぞくぞくSP~」が12月25日、スカパー!番組配信・スカパー!公式YouTubeで無料生配信された。配信前に行われた記者会見には、番組レギュラーを務める竹内、石田亜佑美、岸本ゆめのがそろって登壇。竹内のデビューシングルへの感想や、今年を漢字一文字で振り返った。 【写真】竹内朱莉のアパレルブランド「takee」の衣装コーディネート全身ショット ■石田亜佑美「やっぱり竹内さんの歌はいい」とソロデビューシングルを絶賛 竹内がディレクターに就くアパレルブランド「takee」の衣装コーディネートで登場した3人。ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムのリーダーだった竹内は、2023年6月に同グループを卒業し、今回のソロデビュー両A面シングル「愛だろ、やっぱ!/泣いてOVER」は1年半ぶりの作品となる。 久しぶりのレコーディングは「緊張し過ぎて、最初全然歌えなかった。取り戻すのに時間がかかった」と苦労を打ち明けるが、それでも「(ファンの方々が)想像していた50倍くらい喜んでくださったので、『ああ、やってよかったな』って思いました」と顔をほころばせる。 デビューシングルの一曲「愛だろ、やっぱ!」について、石田は「やっぱり歌う竹内さんはいい。長く竹内さんを応援されているファンの方に、『このたけちゃんが好き!』って思われるような竹内朱莉を見せてくれます」と絶賛。 岸本は「泣いてOVER」について、「竹内さんって『生たけ』とかでのふざけてる姿やハツラツな姿が印象として強くあると思いますけど、やっぱ大人の女。二面性の“陰”の方、太陽じゃなくて月の方が前面に出ている曲。心をぐっと奪われます」と語り、竹内を照れさせていた。 ■石田亜佑美はモー娘。でできなかったことに挑戦、岸本ゆめのは路上ライブデビュー 12月6日にモーニング娘。’24を卒業したばかりの石田はこれからやりたいことを問われると、「私の卒業の決め手の1つがモーニング娘。でできなかったことをしたいっていう思いなんですよ。モーニング娘。でやっていた歌やダンスを塗り替えようという気持ちよりも、モーニング娘。で最近やらなくなってしまった舞台をやりたいよね、とか、全く違うこと。私はスパイスカレーが好きだから、食に関わることがしたいとか、全然違う方向に歩いてみたいです」と、今の気持ちを告白。 また、2023年11月につばきファクトリーを卒業した岸本は、今年から路上ライブを始めたという。「歌の修行として、まだまだレベルを上げていかないと歌を歌う人としてダメだと思って、いろんな形で自分を高めるところを探していこうと思っています」とその目的を明かし、竹内、石田は「すばらしい」「すごい」と拍手。路上ライブには、毎日その場所で路上ライブを見る固定ファンがおり、「今週の人の中で一番良かったよ」と言ってもらえたとうれしそうに振り返っていた。 ■「幸」「舞」「戻」…3人が2024年を振り返る漢字一文字を発表 3人にとって濃い時間となった今年。それを漢字一文字で表すとしたら、という問いに、竹内は「幸」と一番に即答。「今年はプライベートでも今までできなかったことがたくさんできた1年でした。上半期は友達と遊びに行ったり、旅行に行ったり。それこそ家族旅行にも行けたりとか。ハロー!プロジェクトに入ってから十何年間できなかったことを一気にできたので、プライベートがとても幸せでした」とその理由を明かす。また、「お仕事でも、ソロデビューや1月には(書道)の個展もやらせていただいて、あとはアパレルブランドの『takee』も。すごく幸せな1年だったなと思います」と振り返る。 続いて石田が挙げた一文字は「舞」。「私のダンスはカッコよく踊る、上手に踊るとかよりも、人の心を躍らせるようなダンスを意識していたので、“踊る”の漢字よりも、“舞う”の方が自分によく当てはまるなって。卒業して、その次のステージに羽ばたいていくっていう意味でもあります」と答える。 最後に岸本は、「戻った」の意味で「戻」を挙げ、竹内と石田を「え!?」と驚かせる。「いや、なんか1人での活動はグループでの活動があってからのスタートだし、もう一回新たなスタート地点に戻ったなって感覚も若干あって。新人に戻った気持ちで音楽もやってましたし。前半、太陽を浴びない生活をしてたんですけど、後半でいい感じに戻ってきて、太陽を浴びる、お昼に起きて夜に寝る生活にも戻れて良かったなって」と、2人を笑わせていた。 3人の近況トークやハロー!プロジェクトメンバーへの生電話など盛りだくさんの企画で送られた「生たけクリスマス」は、2025年6月24日(火)までスカパー!公式YouTubeでアーカイブを無料視聴可能となっている。 ◆取材・文=鈴木康道