タモンズ、4年ぶりに単独ライブ「まさに売れ残りからの逆襲ですね」
お笑いコンビ「タモンズ」の大波康平(42)と安部浩章(42)が、来年1月22日に東京・座 高円寺2で単独ライブ「DEADSTOCK」を行う。自身がモデルの映画「くすぶりの狂騒曲」(立川晋輔監督)が12月13日に公開を控えるなど、人気沸騰中の2人が4年ぶりの単独ライブへの意気込みを語った。 結成16年以上のコンビが出場する漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」で活躍し、本格的にブレイクを果たした。安部は「まさに売れ残りからの逆襲ですね。今回の単独のために15万円以上するスーツを新調しました」と胸を張れば、大波は「知名度は確かに上がりましたので、単独のためにできることは全て詰め込みます」と意気込んだ。 2人を題材にした映画は14年の埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場のオープン時に結成された「大宮セブン」の青春群像劇。タモンズは今年の「THE SECOND」ファイナルで準決勝に進出するなど賞レースで結果を残し、テレビでも活躍する売れっ子になったが、結成当初は劇場にお客さんが全く入らなかったという。俳優の和田正人と駒木根隆介が「タモンズ」を演じる。 安部の演技力には芸人仲間から定評があるそうで、大波は「基本は漫才だけど、少しはコントもやろうかな」。安部は「コントだったら俳優のように演技を全うするだけです」とキリッとした表情で答えた。 ◆大宮セブン 埼玉県さいたま市大宮区にある「大宮ラクーンよしもと劇場」を主な活動拠点としている吉本興業所属のお笑い芸人によるユニット。現在は「タモンズ」「囲碁将棋」「マヂカルラブリー」「GAG」「すゑひろがりず」「ジェラードン」の6組で構成されている。
報知新聞社