約240種の冷凍食品が食べ放題、大阪で噂の「レンチン食堂」で飲んでみた→「焦らない」のが吉
大型冷凍庫から持っていっていい品数は「1回に2品まで」というルールがあるので、まずは「四川飯店監修 国産豚の四川焼売(日本ハム)」と、「シェフの厨房 低温調理製法 ハンバーグ デミグラスソース(日本ハム)」をチョイス。 フロアに並ぶ30台のレンジ(すべて600Wに設定されている)を使い、パッケージに記載された調理法に従ってチンしていくのだが、商品によって、袋から取り出さずにそのままチンするものとか、中身を取り出してどっち側を上にして、とかいろいろなパターンがあるので注意が必要だ。気持ちは焦るが、ここは冷静に。 加熱している間に、ドリンクコーナーに向かい生ビールを注ぐことにする。アルコール類のコーナーには「ジム・ビーム」のハイボール、「翠」のソーダ割り、「こだわり酒場のレモンサワー」、「プレミアム・モルツ」のサーバが並び、ジャスミン焼酎の「茉莉花」や、「南高梅酒」を注いで飲むこともできる。レンチン同様、すべてセルフ式である。 生ビールをうまく注ぐのにまごついたりしながらも(筆者はこういう細かいタイムロスが結構多かった・・・)、無事シュウマイとハンバーグと生ビールがテーブルの上に揃った。ちなみに箸やフォーク、スプーンや紙皿、基本的な調味料などは、レンジ近くに置かれているものを自由に使うことができる。 さっそく、カラシをちょんとつけたシュウマイをいただくと・・・とんでもなくおいしい! 日々の食生活のなかでうすうす感じてはいたことだが、ここ最近の冷凍食品の進化には驚くべきものがある。ちょっと良い中華料理店で食べるのと変わらないようなおいしさに感じる。チンしたてなので当然だが、アツアツが食べられるのもうれしい。 ハンバーグも同様、肉の旨味がしっかり感じられ、ふっくらと柔らかな食感で、ソースの味付けも濃すぎず絶妙。生ビールのおつまみにするのにもぴったりだった。食べ終えたところで時計を見るとスタートから15分が経過していた。まだまだいけるな。