【大人こそ冴えるピンク】気分に合わせて楽しむピンクの配色ルール
ピンクを大人が上手に取り入れるには? 甘くない“冴えるピンク”を楽しむためのコツを、スタイリストの佐藤佳菜子さんが明快アンサー! ピンクに合わせる配色は、その日の気分で決定。淡いピンクなら、どんな気持ちの日にも寄り添ってくれる。 【写真】大人こそ冴えるピンク、おすすめアイテム&着こなし
Q.ピンクの配色ルールはありますか?
A.心が強い日は×黒。心が弱い日は曖昧なニュアンスカラーで気配を消して 朝のテンションって選ぶ服に反映されるからやる気があって強気な日は、コントラスト強めに黒×ピンクを楽しめる。でも、そうじゃなくて弱気な日は、何色とも言えない曖昧な中間色で薄ぼんやりと気配を消しながらやり過ごせばいい。淡いピンクなら、どんな気持ちの日にも寄り添ってくれる。
【ピンクの配色ルール】PINK×BLACK
■ストイックな黒コーデにインナーのピンクで乙女心をひとふり ブルゾンとタイトスカートという攻めの黒も、少し見えるインナーがピンクになるだけで、印象がほどよくソフトに中和される。肌の色になじむピンクだから、黒とのコントラストが強くても色物だけ浮いて見える心配もなし。 カットソー¥15400/ショールーム セッション(アダワス) スカート¥55000/サードマガジン ブルゾン¥99000/デパリエ 伊勢丹新宿店(デパリエ) ピアス¥24200/マリハ リング¥52800/エナソルーナ バッグ¥79200/ヤマニ(メゾン カナウ) 靴¥121000/オデット エ オディール 新宿店(ペリーコ)
PINK×BEIGE
■なじみ系配色が淡ピンクの優しい魅力を引き立てる 淡いニュアンスカラーだけを重ねたふんわり配色ながら、ピンクが一色入るだけでぼやけた印象にならず、春らしい華やかさがアップ。ピンクパンツはデニムなので、そのカジュアルな素材感の個性も、着こなしが単調に見えない理由。 パンツ¥21890/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ブラウス¥49500/カオス丸の内(カオス) 肩にかけたニット¥46200/プルミエ アロンディスモン ピアス¥24200/マリハ バッグ¥47300/ヴァジックジャパン(ヴァジック) 靴¥35200/マルティニーク ルミネ横浜(トニービアンコ)
スタイリスト 佐藤佳菜子 さとう かなこ●独特のサトカナ節で、思わずひざを打つ誰もが取り入れやすいファッション理論を提案する人気スタイリスト。誌面でも自身の着こなしでも、大人ピンクのスタイリングに定評あり。 撮影/東 京佑 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/佐藤晴美 取材・原文/東原妙子 ※BAILA2024年5月号掲載