【バドミントン】緑川大輝&齋藤夏が準々決勝進出。「第1ゲームは最後まで攻めることができたし、第2ゲームはその勢いのままいけた」(緑川)<熊本マスターズ2024>
昨年から新たに日本で始まったBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。混合ダブルス2回戦でインドネシアペアに2-0で勝利した緑川大輝&齋藤夏のコメントを紹介する。 ――試合を振り返って 緑川 1ゲーム目は、何度かリードされる場面もありましたが、相手は、飛ぶ方のエンドだったので(ロブを)上げにくいのか、迷っているように見えました。そこは救いでしたし、最後まで攻めることができました。第2ゲームは、そのまま勢いよくいけたのでよかったです。 齋藤 1ゲーム目は、自分のミスがちょっと多かったですけど、15オールくらいからサービスまわりでうまくしのげたところがよかったと思います。 ――クロスのカウンターレシーブが決まるような場面も多かった 緑川 相手の男子選手が自分と似たような、身長の低い選手。低空戦になるとは思っていました。だから、常にそれをねらいながら、相手がどこにいるかを確認して、ネット前は夏に任せて、ハーフと後ろでの自分の仕事に集中できました。 ――対策として、ネット前で気をつけたことは? 齋藤 1ゲーム目はハーフに打ってくる球が多かったけど、エンドが変わって相手がヘアピンを打つことが多くなった。そこを(プッシュで)突っつくことを意識しました。 ――ベスト8に進出 緑川 日本開催なので、ベスト8に入れてよかったとは思います。まだ明日がありますし、勝ち続ければ日曜日まである。1試合1試合、勝っていけたらと思います。 ――明日は、渡辺勇大/田口真彩を破った、マレーシアペアとの対戦 齋藤 ねばってくるし、右・左(利き)のペア。やりにくい部分があるので、そこをしのいでいきたいとです。 緑川 勝っている(4勝0敗の)イメージですが、最近は対戦していない(※2023年8月が最後)。しかも、相手は最近、結果を出してきているので、初対戦のつもりで、挑戦者の気持ちでやっていこうと思います。
取材・文・写真/平野貴也