蒸し暑い日 甘く冷たく 昔ながらのアイスキャンディー 福島県白河市「野村屋」
蒸し暑い日が続く中、福島県白河市中町の冷菓小売業「野村屋」はアイスキャンディー作りに追われている。 １９３９（昭和１４）年に製造を始めた。手作りによる昔懐かしい甘さが特徴で「野村屋のアイスキャンデー」として市民に長年、親しまれている。原料を型に流し、割り箸を入れて製造機で１５分ほど冷やして固める。最高気温が３０度を超えると一日に８００本以上、作る日もあるという。人気のあずきやミルク、各種フルーツなど味は１１種類。価格は１１０～１６０円（税込み）とお手頃だ。 今年は５月ごろから暑くなり、作業に追われる日が続いている。おかみの長谷川ヒロさん（８９）は「多くの人に味わってもらいたい」と話している。
