英誌「韓国の今年の経済成績はOECD37カ国のうち10位」
今年の韓国の経済成績が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で10位だったことが分かった。英国の経済専門誌エコノミストが10日、分析結果を発表した。同誌はOECD加盟国37カ国を対象に、昨年末から最近までの国内総生産(GDP)、株式市場、コア・インフレ率、失業率、政府債務の5分野を評価して点数化し、順位を付けた。韓国の昨年の順位は2位だった。
集計によると、韓国はGDP成長率1.6%、株価上昇率0.3%、コア・インフレ率1.9%、失業率0.5ポイント低下、財政収支(対GDP比) 0.6ポイント低下で、総合順位10位だった。エコノミストは「最近の韓国の株式市場は、3日に発生した親衛クーデター未遂の余波で混乱に陥っている」と説明した。 昨年、韓国はコア物価指数3.2%、成長率1.6%、株価上昇率7.2%を記録し、2位となった。当時、エコノミストは韓国経済について「先制的な金利引き上げによって物価上昇を抑制した」と評価した。 今年の調査対象国の中で1位になったのはスペインだった。スペインは成長率3.5%、株価上昇率17.1%などを記録した。一昨年と昨年に2年連続で1位となったギリシャからその座を引き継いだ。今年はギリシャ(4位)、イタリア(5位)など南欧諸国の順位が全般的に良かった。最近、南欧の経済は年金・労働改革や投資誘致の努力によって活力を取り戻していると評価されている。物価上昇率が高かった米国は20位、成長率の低かった日本は25位だった。 キム・ジョンフン記者