ONE PIECEのカギ握る? 世界初の海賊「ジョイボーイ」とはどんな人物か
週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載されている人気漫画『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)は現在最終章に突入しており、物語の謎が少しずつ明らかになってきています。そんななか最新展開では、かねてより謎になっていた「ジョイボーイ」という人物について驚きの事実が判明しました。 【写真】かつて海賊王と呼ばれた、ゴール・D・ロジャー ※この記事では『ONE PIECE』109巻以降のネタバレを含みます。 最新展開で明らかになった情報はジョイボーイは「世界で初めて海賊と呼ばれた男」だということです。では、世界初の海賊だったジョイボーイはどのような人物だったのでしょうか。 これまでに明らかになっているジョイボーイの情報は900年前に高度な文明を持つ王国に誕生したこと。敵対していた20の王国の連合軍と「太陽の神 ニカ」のように伸縮する体で戦った人物であること。魚人島にジョイボーイから当時の人魚姫に向けた謝罪文があることなどがあげられました。 また、かつて海賊王と呼ばれた「ゴール・D・ロジャー」がラフテルで「ひとつなぎの大秘宝」を発見した際に「ジョイボーイ おれは……! お前と同じ時代に生まれたかった」「とんでもねェ宝を残しやがって……!」と語っていたことから、ジョイボーイが「ひとつなぎの大秘宝」をラフテルに隠したのではないかと考えられています。 これらの情報を元にネット上ではさまざまな考察が飛び交っており、なかには敵対していた20の王国の連合軍とニカのように戦ったことから、ジョイボーイはルフィが食べた「ゴムゴムの実・ヒトヒトの実幻獣種モデル“ニカ”」の前任者だったという考察もされています。 ゴムゴムの実の前任者だったという考察の理由は、ワノ国編にてルフィがニカの姿になるギア5へ覚醒した際に、ワノ国の近くにいたズニーシャが「ジョイボーイが帰ってきた」と発言していたからです。 ズニーシャは800年前にジョイボーイの仲間だったことがワノ国編で明らかになっており、そのズニーシャがルフィがギア5を使う時の心臓の音「解放のドラム」を聴いて上記のような発言をしました。 また、魚人島の人魚姫に残した謝罪文については、人魚姫の正体は古代兵器のひとつ「ポセイドン」であることが魚人島編で明らかになっているため、おそらく古代兵器に関わることで人魚姫に謝ったのではないかと予想されています。 ネット上ではジョイボーイについて「古代兵器のプルトンを海賊船として使っていたのではないか」「古代兵器がひとつなぎの大秘宝の一部?」「マリージョアにある大きい麦わら帽子はジョイボーイのものかな」などさまざまな考察が飛び交っています。 いまだ大きな謎に包まれたジョイボーイ。その正体が明らかになるとき、『ONE PIECE』の物語が大きく動き出すことでしょう。 (海川 まこと/漫画収集家)
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