吉永小百合、124本目の出演作で阪本順治監督と13年ぶり再タッグ!伝説の登山家に
日本を代表する名女優・吉永小百合が、阪本順治監督と『北のカナリアたち』(2012)以来13年ぶりとなる再タッグを組み、エベレスト女性世界初登頂に成功した女性登山家・田部井淳子さんを演じる、自身124本目の出演作となる映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が、2025年秋に公開されることが発表された。 【画像】伝説の女性登山家・田部井淳子さん 田部井さんは、“女性だけで海外遠征を”を合言葉に女子登攀(とうはん)クラブを設立。1975年にエベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として、 世界最高峰のエベレストの女性世界初登頂に成功し、その後も生涯で76か国の最高峰・最高地点の登頂を成功させた人物。
本作は、そんな、日本を代表する偉大な女性登山家の実話をもとに、エベレスト女性初登頂から、晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けた、勇壮な生涯を壮大なスケールで描き、エベレスト登頂という偉業から50周年となる2025年の公開を予定している。
出演にあたり、吉永は「田部井淳子さんと対談したのは2012年。明るくて、楽しいお話をいっぱい聞かせて下さいました。今、私は、「せかいのおきく」という素晴しい映画を創った阪本監督のもと、「世界の淳子」役に全力で挑戦します」とコメント。阪本監督も「吉永小百合さんと再びご一緒できることの喜び。しかも、田部井淳子さんの人生を基にした山と家族の物語。求められるのは、宮本武蔵の五輪書よろしく、ガレ場の荒野に一本の真っすぐな道を築くような力技。みんなで頑張ります!!」と本作への意気込みを語っている。(高橋理久)